「お手伝いをしてくれて、いい子だね」というような条件つきのほめ言葉を、私たちは子どもの頃からたくさんもらってきました。何かができるからほめられ、何かができないとほめられないという環境の中で育ってきたのです。けれど、そういう環境で育つと、自分は何かができなければダメな人間なのだと思ってしまいます。でも本当にそうなのでしょうか。
たとえ、できないことがあったり、がんばれないことがあったとしても、あなたはあなたであるだけで、すばらしい価値ある存在なのではないでしょうか。
条件なしのほめ言葉は、その人の自己信頼を育てます。自己信頼が育ってくると、人は他の人を上手にほめることができるようになるのです。
『あたらしい自分を生きるために―アサーティブなコミュニケーションがあなたを変える』(森田汐生 著/児童館出版)より
■条件つきほめの落とし穴
先日、主催している月イチおしゃべり会で、“自己肯定感”をテーマに、学習塾を経営している先生からお話を聴かせていただきました。その中で「100点とったんだ、えらいね」という結果重視のほめ方だと、プレッシャーとなり、仮に100点が取れなかった場合失敗と捉え、報告をしなかったり、ミスを隠したりしてしまう場合があるそうです。つまり、自己肯定感が低いままだと、成長するチャンスが少なくなり、結果アドバイスも得られず伸び悩みにもつながる場合もありますね。
■プロセスをほめる
一方、「たくさん勉強していたからだね、すごいね」とか「自分でいろいろ工夫して、最後まであきらめずに頑張っていたね」など、結果ではなくて「プロセス」をほめていく。そうすると、結果云々でモチベーションのアップダウンせず、努力を続けられる高い自己肯定感を育むことにつながるそうです。
■ほめ方で、可能性が変わる
”人生、いつも思い通り”には行かないわけですが、物事は見方次第、捉え方次第で、プラスにも、マイナスにも受け取れますね。どんなことでも評価するべきことがある。引用部分のように、存在自体がかけがえのないものです。出来なかった部分が一瞬頭をよぎる時も多々ありますが、もう一度見直してみると、学びとして得ていることがあります。100年日記でも言われているように、他との比較ではなく「過去の自分」との成長比較を意識して、まわりの人のことも、自分自身へもプロセス評価をとって行きたいです。
★ぷち日記
月曜は基本的には事務所で残務処理やプランニングをする日と決めています。GWもあり、様々な日程を考慮しておかなくてはならないシーズンですね。明日は出入りが多いので、その分今日やらないと!と、集中できた一日でした。明日は取材もあり、どんなお話しがうかがえるのが楽しみです。
