何かを良くしたいと思う気持ち。純粋に欲しいと願う心。 それはいつか形になる。細い水の流れが寄り集まって一つの河川になるように、正しい願いは時を重ねて形象を持つ。つまり現実に働きかけるのだ。この能力は地球上のあらゆる人間が
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「昔は良かった」と言っていたら「今幸せでない」と言っているようなもの
人間はあらゆることに意味付けせずにはいられないが、その際基準となるのは常に現在の状態だ。今が幸せな者は過去がどうであれ、良い方向に解釈する。たとえ過去に出来事を経験していても、あの件があったからこそ今が幸せなのだと考える
続き私たちの頭の中は、銀河と同じ大きさだ。
私たちは、舞台の上でなら、どこまでも行ける。どこまででも行ける切符を持っている。私たちの頭の中は、銀河と同じ大きさだ。 でも、私たちは、それでもやっぱり、宇宙の端にはたどり着けない。私たちは、どこまでも、どこまでも行ける
続きギアチェンジする瞬間をキャッチしよう
たぶん、オリエンテーションで、私たちは何か“もうちょっとできる”っていう感じなっていたからだ。吉岡先生からも、公演が終わった次の日のミーティングで同じようなことを言われた。 「満足していないでしょう?」 みんながうなずい
続き自分のために生きられない人間は、人のためにも生きられない。
だけど、タヒチの看板広告の日から、それが変わった。 目に見えるものが色づいた。心が前とは違うふうに動いた。さまざまな感情に胸が震えた。マイナスではない苦しさを知った。いろいろな人と出会い、ああみんな生きていると思い、いつ
続き”感情”に寄り添う。プロセスをあえて選ぶという時もある。
「だからね、こんな女でも行ってにぎやかになればいいかなって。どっかがすごく痛いときってさ、もう『痛い!』しか考えられないじゃん。タケオさんも、いまのつらさが少しでもよくなれば、美紀さん問題について考える気力が出てくるかも
続き心は全能の神。心のエネルギーがたっぷりと溜まっているかどうかにかかっている
自分の心をあなどってはいけない。あなどれば心に操られ、恐ろしい深淵をみせつけられるし、きわめれば極楽の境地に通じる。問題は相手ではない。すべては自分の心が癒されるエネルギーがたっぷりと溜まっているかどうかにかかっていると
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