「昔は良かった」と言っていたら「今幸せでない」と言っているようなもの


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人間はあらゆることに意味付けせずにはいられないが、その際基準となるのは常に現在の状態だ。今が幸せな者は過去がどうであれ、良い方向に解釈する。たとえ過去に出来事を経験していても、あの件があったからこそ今が幸せなのだと考えるんだ。逆に今が不幸な者は、過去にあった素敵なことも悪く解釈する。
心理コンサルタント才希と心の迷宮 (メディアワークス文庫)』(似鳥航一 著)

■主人公と心理カウンセラーのヒューマン小説
「心理コンサルタント」というキーワードで調べていたら、ビジネス本でなく小説ということ。ベタな内容できっと面白くないだろうなあ~と、最初は小ばかにして読み始めましたが、読めば読むほどに、次の展開が気になり、深夜2時3時ぐらいまでかかけて一気に読破。私自身はハマってしまう面白い作品でした。

■人の心理はこうして操られている!?
天才心理カウンセラーの才希のもとで、大学で心理学を学んでいる梓はアシスタントとして勉強しに行きます。才希から、心理学のさまざまな現象を実践から学んでいきます。この場面では「必ず当たる予言」のテクニックについて、種明かしをされている場面より。「結果がどちらでも当てはまるようにする。」ふむふむ…。よくあるのは、自分で聞きたいことを質問しているのに、話しているうちに自分で答えを導き出している・・・という時ってありませんか?

■“幸せ”のバロメーター
口では「今は幸せ」と言っていても、言動が“昔は良かった”と言ってしまっていたら、深層心理では「幸せとは心底思えていない」ということが言えるかも知れません。自分の思考に、過去の栄光の片鱗が残っている時には、そう自覚して、より現実や未来に向かってどう行動していくべきかと、一旦リセットする必要がありそうですね。自分自身にも思い当たるところが多々あるので、備忘録でここに書いています。

☆ぷち日記
今週は幾分落ち着きを取り戻し、提案書の作成や打合せなどを中心に過ごしています。また新たな仕事を受注できるよう、ブレーンの皆さんと力を合わせたいと思います!

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