お金と幸福に関するシンプルな法則を知ろう


このことから、お金と幸福に関する次のようなシンプルな法則が導き出されます。
①年収800万円(世帯収入1,500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す
②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す
③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』(橘 玲 著/ダイヤモンド社)

アマゾンでレビューがたくさんついていて気になったので、ネット購入した1冊です。オビにあるように、未来を決める「3つの資本」(「金融資本」「人的資本」「社会資本」)と、「8つの人生パターン」(貧困、退職者、ソロ充、プア充、リア充、旦那、金持ち、超充)ということから、生き方を選択するヒントが書かれているそうです。
現在、「Part1」の「自由のための金融資産」の章を読んで抜粋しましたが、様々な研究データから、上記の①、②、③が導かれるという点が興味深いですね。漠然としたお金への概念ですが、一定基準を超えても幸福度が変わらないということなので、もしも、「夢は大金持ち」と漠然と考えているところがあれば、自戒も込めて、「幸福度」は変わらないよ、と、客観的に見てみるのもよいかも知れません。
「8つの人生パターン」は、先に書いた「3つの資本」の全部から、どれかが欠けた場合のパターンを解説しています。3つの資本が平均的なバランスを保つことが、「幸福」へのヒントであり、それは具体的にどんなことか、が掘り下げらえています。

★ぷち日記
昨日は3.11東日本大震災から丸10年の日でしたね。鎮魂への祈り、復興への願い、防災への学びなど、たくさんの思いが交錯する1日でした。発生時間の黙とうとともに、福島県で特設サイトで「オンライン献花」を行い、今自分にできることを小さくとも行動に移せたのが救いかな、とも思います。11年目は、今、県が抱えているさまざまな問題が少しずつでも解決して前へ進んでほしいです。


クリエイティブライフ ブログランキングへ