幸福度と「自己決定権」


幸福についての研究では、「自分の人生を自分の自由に決められる」ことが、幸福感に結びつくことがわかっています。
これが「自己決定権」で、人生の自由度が大きいほど人生に対する満足度は大きくなります。

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』(橘 玲 著/ダイヤモンド社)

様々なデータなどをベースに、作家である橘氏が「幸福」であるために、構造的な解釈をした1冊。「幸福」というテーマについて、さまざまな研究が成されているんだな、と改めて感じました。著書の中で引用されていた「自分の人生をどの程度自由に動かすことができるか」という調査結果で日本が57位というのには驚きました。”自分自身”で”自由に決定”。簡単なようで、難しいし、度胸も要るかも。ついつい、親、夫、友人、はたまたSNSに「どう思う?」と意見を求めてしまっているかも知れません。それはそれで悪いわけではないけれど、自分自身の自由な判断と言い切れない選択をしていることって、意識・無意識でも多いのかも知れませんね。少しでも改善するには、「自分はどうしたい?」と、自問自答することも、手がかりかも知れません。それで、「判断せず、周りの意見を聞いてみる」という答えが出たとしたら、それは、自由判断のひとつかも知れないです。
ただし「幸福」とは、最終的なところは、「自分で自由に決められることだ」という価値観は、頭に入れて置きたいですね。

★ぷち日記
明日から夫の実家へお墓参りに。緊急事態宣言も21日で解除となるようですが、気を引き締めて過ごさなくてはとも思います。ソーシャルディスタンス&マスク会食、手洗い等ですかね。


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