からだが思いどおりになれば、心も思いどおりになる


人生にはどうしようもないことがたくさんあるわ。とくに子供のときは、すべてが思いどおりになるなんて考えられないわよね。
なんでも変えられるなんてね。でも、からだを思いどおりにできれば、心も思いどおりになるの。たいしたことじゃないように聞こえるかもしれないけれど、
それがすごく力になるの。すべてが変わるのよ。

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』(ジェームズ・ドゥティ 著/プレジデント社)

著者はスタンフォード大学の脳外科医であり、序盤には、読んでいてもハラハラするような導入があります。脳外科手術の時に絶対ピンチになり、彼は幼少期にとある女性から教えてもらった、心を落ち着ける方法を、ここでも取り入れ、見事、手術を成功させます。その方法が物語形式で、彼の子供時代のエピソードとして展開されていきます。幼少期、決して裕福とは言えない家庭環境の中で、この女性から教えてもらった「マジック」を訓練し、人生を明るい方向へ自ら切り開いていく姿に心が動かされます。
抜粋部分は、最初にこの女性から教えてもらったこと。「からだを緩める」というテーマの中で出てきます。体と心はつながっている。体を今以上に理解し気遣うことで(部位ごとなど)、心に余裕が出てくるような、実体験はいろいろとあると思います。意識を自分の体に向けることで、雑念や不安など、ネガティブな思考を停止することができるかも知れません。
次の方法や彼の成長が知りたくなるような、読んでいてワクワクする本です。

★ぷち日記
昨日と今日は寒い。桜も散ってしまいましたね。4月がスタートし、コロナの変異株の様子にビックリ。気をつけて過ごさねば。

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