人生はいつでもあなたに問いかけている


「人生はいつでもあんだに問いかけているんだぁ。いろいろと悩ましい出来事をあんだに差し出し、『どうしますか?』ってな。
その問いにひたすら答えていけば、人生の意味はきっと発見されるし、生きる意味を実感できるっちゃ。

君が生きる意味――人生を劇的に変えるフランクルの教え 』(松山 淳 著/ダイヤモンド社)

明治大学の心理学系の諸富先生が解説とあったので、手にとった1冊。諸富先生の本もいくつか読み、1回セミナーにも参加したことがあります。残念ながら著者は存じあげなかったのですが、何かつながりがあるのだろうと思います。
本書は小説のようなストーリー形式で書かれ、主人公はグローバルなカジュアルファッションを販売するショップの店長をしています。部長やエリアマネージャーなどに、担当店舗の管理や店長としての役割など、パワハラでは!?と思うほど、厳しく指摘され、毎日がヘトヘト。生きている意味があるのだろうか・・・と、頭がよぎったときに、どこからともなく、”小さなおじさん”が出てきて、7日間、主人公に助言をしていくというものです。感触としては、「夢をかなえるゾウ」とちょっと設定が似ている気もしたり。
さて抜粋部分ですが、「生きる意味」は、自分が問わず、人生が問って来るという考え方が、ちょっと新鮮だったので選びました。確かに、見えざる何か”人生”が、様々な出来事を用意し「どうしますか?」と、自分自身に投げかけている、そんな感覚がどこかにあります。もちろん、自分で考え選んだ人生ではあるけれど、そこには迷いや葛藤を経て、他の誰でもない、自分自身の生きる時間・ルートを選択しているのかも知れません。その問いに答えていくこと。それが人生の意味となり、実感となる。とても哲学的な話なので、捉えずらいですが、きっと1度や2度、「だから人生は面白い」と思えるような、出来事に出会っていると思います。今、この瞬間も、人生から「どうしますか?」と問いかけが来ているんですよね。

★ぷち日記
2月末、宮城へ帰省してきました。お客様訪問3件、実家の確定申告に行ったり、買い物に行ったり、三味線のお稽古をしてもらったり・・・2泊3日はあっという間でしたね。3月はどうするかまだ決めていないのですが、基本的には福島市にいるつもりです。この間オンラインセミナーで学んだことを実践に移さないと!


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