「ホールネス(全体性)」を持とう


ホールネスとは、自分の人格のあらゆる部分-明るい部分と暗い部分、強さと弱さ、成功と失敗ーに心を開いてそれを受け入れることである。その中には「楽しい生き方」「意味のある生き方」、そして「新規性重視」と「安定性重視」の両ペアも加えよう。一見矛盾するような側面が自分の中にあることを知ることで、今の状況に力や影響を行使でき、これから先の人生にさらなる活力、敏捷性、忍耐力をもたらすことができる。

ネガティブな感情が成功を呼ぶ』(トッド・カシュダン,ロバート・ビスクス=ディーナー 著/草思社)

自分自身のプラスとマイナスをどれだけ分析し、受け入れているか、本書を読み進めてみた感想です。考えてみれば、両極を含めて自分自身であり、長所と短所はよく言われるコインの裏表の要素が強いですよね。プラスだけを見る超ボジティブ思考でも、ネガティブだけを見る下向きな性格でもダメで、両極があって当然、という大前提をまずは受け止めるマインドを敷くことが大切だと感じました。そうすると、ネガティブであっても、実は行動につなげている原動力であった、ということも考えられます。よく言われる「ピンチはチャンス」というもので、無理やりポジティブ化しなくても良いのも気持ちが楽になり、素直に現実と向き合える、そんな心境になりました。「一見矛盾する側面」こそが、下支えになると信じて大切に人生を重ねていきたいですね。

★ぷち日記
福島市は昨日から風が強い。おかげで手先、足先がとっても冷たくて滅入ります。もっと体が温かであってほしい。不妊治療は佳境。生活のペースを安定させて行きたいですね。


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